これら物語はフィクションです。

以下のストーリーはこの御船恐竜組の活動を支える物語のプロット(あらすじ)です。これら内容を前提として恐竜組は活動を開始します。

 熊本地震により甚大なる被害を受けた御船町に一人の女性が訪れた。何者かに導かれ御船川の川岸に立った彼女は、川の水面薄っすらと浮かんでくる図形を見ていた。

 その図形は微かに光を放ち、その彼女Future Clype (フューチャー・クライプ)Yumiに告げた。

「古代のちからが蘇る時」

 今を去ること1億500年前のジュラ紀、恐竜たちを頂点とする生態系によって地球は循環型のバランスのとれた世界だった。

 やがて、ジュラ紀が過ぎ白亜紀の終わりに恐竜は巨大化し、世界のバランスが少しずつ崩れる中、巨大怪獣「ダンソー」が突如出現した。ダンソーは、その生体エネルギーによって地殻変動を起こし、生態系の頂点にいた恐竜達を一気に絶滅させていく。

 ダンソーによる支配は、すべての命を食らいつくし、地球自体を崩壊させるほどの巨大な恐怖へと変わっていく。

 その時ガイアが動いた。

 彗星による衝突で、間違った方向へ進みつつある地球をリセットしたのだ。

 巨大彗星の衝突により多くの生き物たちはダンソーとともに滅び、あらたに哺乳類たちの世界が始まった。
しかし、ダンソーは滅びていなかった。邪悪なものと取引したダンソーは地中深くその存在を隠し、復活の時を待った。

 時は過ぎ西暦84年。時の天皇、景行天皇は熊襲の反乱を治めるために九州へ巡行したが、西暦88年現在の御船の地にその船が着岸する。

 その時景行天皇は、神からの啓示を受け取ることになる。啓示の内容は、ダンソーに関するものであった。「500年後この九州の地にて大規模な地震が発生し、多くの民がその犠牲になる」という内容であったが、その指令は古代から生きている生物によって伝えられた。

 その、生物とは、田に生息するカブトエビであった。

 カブトエビはその節足の動きで神の神託を伝えてきた。そのメッセージに気がついた景行天皇は、ダンソーと戦う力をフネリュウの化石に転写して、その内容を神代文字で石に刻み後世に伝えることにした。その化石の事を彼らは「力を運ぶ船」と呼んだ。

 そしてその事を忘れることが無きよう、その地を「御船」と名付けたのだ。

カブトエビ
ミフネリュウ

 西暦697年白鳳地震が九州の地を襲った。それにより多くの土地が水没し、多くの住民たちがその犠牲となった。しかし、この時「船」が見つかることは無かった。見つかったとしてもその当時の住民ではその価値は理解できず、メッセージを受け取る準備が出来ていなかったのだ。

 この時ダンソーも十分な復活を遂げていたわけではなかった。巨大な地震を起こしたことで自らのエネルギーも枯渇してしまい再び地下に潜ることになる。

 西暦1979年8月5日御船層群の露頭で貝の化石を採取していた住民は見たこともない歯のような化石を発見した。その化石には何かがあると直感した住民は熊本大学にその分析を依頼し、それが白亜紀後期セノマン期の肉食恐竜のものであることが発表された。

 日本におけるはじめての肉食恐竜の骨であった

 環境破壊などによる影響で地球の生態系が崩れはじめていた2016年。その年の4月14日、復活の時を待っていたダンソーが再び地上に現れた。すでに地殻変動で地上に出ていた断層のある御船町付近が震源地となる。

 しかし、あまりに長い時間を地中で過ごしたダンソーはすでに実態を持たないエネルギー体に変化していた。2度にわたる大規模なダンソーのエネルギー体の出現は街を破壊し、人々の生活を奪っていった。

 御船の地を訪れたフューチャー・クライプ・ユミによって、御船川の川底の石に刻まれた神代文字を解読した住民たちは、保存されていたミフネリュウの化石の元へと向かった。

 その化石の前で唱えられた呪文により、化石に転写されていた恐竜たちの力が発現し、住民たちに勇気を与えた。

 彼らは「御船恐竜人」と呼ばれリーダから恐竜名を授かり、御船の再興に取り組んでいく。

 神代文字のメッセージは告げる。

力を合わせるのだ!全ての災を乗り越える勇気を与えよう!

このサイトは、オール御船恐竜の里復興プロジェクトの一環としてホームページ部会がその主体として立ち上がったウェブサイトです。

このサイトを立ち上げるにして、私達制作者から活動全体にたいして関わるコンセプトの提示を行い、活動の愛称を「御船恐竜はじめます!」とし、その活動をサポートする団体を「御船恐竜組」と名付けました。

このため、このサイトはこれら呼び名をベースに活動を行います。

 

 

グループの概要

 本グループは、御船町商工会の会員企業やその関連企業を中心とするグループです。商工会は昭和35年の設立から現在まで、御船町の商工業の発展や地域振興を支えてきました。

 本グループの特徴としては、製造業や卸・小売業、サービス業等といった多彩な業種90社以上により結成されていることや、参加企業が商工会や地域団体が行う事業への参加や地域住民の雇用等を通じて、地域に根差した活動や貢献をしてきたことが挙げられます。

 参加企業の多くは、町内において地震の被害が最も大きかったとされる企業集積地域に位置しており、事業用資産の多くを損失しましたが、グループとして新たな取り組みを行うことにより、町の再生と活性化を図ろうと自主的に復興プロジェクトを立ち上げました。

必要性

 昨今の地域経済を取り巻く環境は決して優しくありませんでした。これに加えて震災の打撃により、御船町の企業の多くは先行きが見えなくなっています。企業経営の立て直しには、売り上げの回復が望まれるところですが、現況においては、お客様等に企業や地域に目を向けていただくことから始まります。特に震災を機を離れていった、また離れつつあるお客様等へのアプローチは企業の今後を左右するものと思われます。

 本グループでは最初に、ホームページにより企業や地域の現在の確かな情報を発信し、観光客や町内湾人参の増加、広範囲の方々との交流を回りますが、グループ全体としで匿報発信することにより、県外や海外、または地域内への訴求力が高まると考えられます。正確な情報を出し続けることは、風評被害を緩和又は止めることにもつながります。

 これにより注目いただいたお客様等に、復興イペントの開催や恐竜の特産品の紹介等を行い、町外からの観光客の受け人れのきっかけにして行きます。人々地域を活性化するには、直接的な交流によりお互いに刺激し合うことが大切で、その機会を増やしていくことが地域にいる参の役割りと認識しています。加えて言えば、これまでグループ企業同士の交流を促進するための仕組みも不足していたように感じますが、それを改善する機会にもしていきたいと考えています。

 また、震災を教訓とした復興イベントの開催や記憶継承事業の取り組みは、町民や観光客等の幅広い人々に対しての人材育成が図られるものですが、特に御船町のような少子高齢化地域においては、次世代を担う人材の育成が重要となり、一人一人のステップアップに必要なものとして効果を発揮していきます。

 他に、恐竜をキーワードにした特産品や料理メニューの開発や統一取り組みの実施は、グループ内々地域との一体感のある町の活性化につながるだけでなく、新たな取り組みによる企業体力の強化が図られ、売り上げの拡大が見込まれます。

 企業の業績が上向き、売り上げ等が上がれば、地域企業における雇用の増加が期待されるところですが、本グループは雇用創出事業を実施して、日頃から地域企業の雇用面をバックアップしていきます。実施にあたってばグループとして取り組む効果を最大限に発揮し、縦や横のつながりも継続的に強めて行きます。

 本グループの参加企業は、震災前にもこの様な取り組みを自主的又は組織的に行い、地域におけるさまざま牽引企業となってきましたが、現在は震災によりその機能が停止している状況です。参加企業が一目も早く復旧事業に着手し、従来の事業体制の確立や新たな分野での事業取り組みが行えることは、御船町の発展的な復興に必要不可欠なものです。

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